今回のセミナーでは、当社の顧問先のお客様のほか、横浜市港南区と金沢区の方を対象にご案内をさせていただき、あいにくの雨の中にも関わらず約60人の方のご参加をいただきました。
セミナーは2部形式で行われ、第一部で相続について、第二部で贈与と遺言についてご紹介いたしました。
セミナー講師は、司会を高橋が務め、一部と二部は、税理士法人横浜パートナーズの前田・日向・平石の3名でパートを分けてお話を致しました。
また、セミナー終了後は無料の個別相談も実施いたしました。
当日は事前にお申込みいただいた方のみのご対応となってしまいましたが、こちらも大盛況となりました。
セミナーの内容としては今回は税制改正などの影響もあって相続に対する関心が高まっているということで、今まで相続や相続税とは無関係であると思っていた方たちを対象とさせていただきました。
そのため、基本的な部分を中心に「はじめての相続対策」ということでお話を致しました。
すでに相続に関して勉強されているお客様にとっては物足りない内容だったのかもしれませんが、相続や相続税が最近気になってきた…という初心者向けのセミナーとして開催させていただきました。
平日昼間の開催ということでご年配の方、特に女性の方の出席が多かったように思います。
アンケートをとらせていただきましたが、8割近くのお客様から「良かった」「大変良かった」…という評価を頂戴しました。
今年の税制改正では相続税の改正や孫への教育資金の贈与、金融・証券税制の改正、消費税増税に向けた住宅ローン控除の改正などがあり、反響が大きい内容となっています。
今回のセミナーではこれらの税制改正の内容の紹介のほか、これからの相続対策を見据えてというテーマで税制改正を踏まえた今後の相続対策の進め方についても触れさせていただきました。
前半では当社税理士の山本哲より、平成25年度の税制改正の内容について約45分間で、一通り解説致しました。
後半では税理士の釼持恵子より税制改正の内容も踏まえて今後の相続対策のやり方や方向性についてご紹介致しました。
また、建築などの請負契約に係る消費税の経過措置が今年の9月までとなりますので、住宅ローン控除との有利不利の考え方をお伝えするとともに、提携企業である積水ハウスと大和ハウスの2社のパンフレットも配布させていただきました。
さらに、教育資金の一括贈与の非課税特例の創設を踏まえ制度の内容の解説等も行うとともに、国税庁のパンフレット等の配布も行いました。